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■青 色

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浴槽のタイルが青くなる

○原 因

給水管、給油管、湯沸器、風呂釜等に使用されている銅管がまだ新しい時代には、微量の銅が溶け出します。その銅が容器又は布類に付着している石鹸や垢に含まれている脂肪酸などと反応し、水に溶けない青い石鹸を作り、このような現象を起こします。水が蒸発し、銅が不溶性になり、タイル上に残っていくため目地が青く着色していくこととなります。

○対 策

浴槽・洗面所などは、洗浄が不十分だと、湯垢が溜まり、そこに脂肪酸と反応した銅石鹸ができ、青く着色することになります。手入れをこまめに行うことが大切です。

青くなった浴槽やタイルの目地は、アンモニア水(10%溶液)を少量滴下してからスポンジなどでこすり、食酢で中和し、水で洗い流します。布地などに着色した場合は、家庭用食酢(10%溶液) を70~80℃に温め、素の中に布地を浸すと脱色します。

浴槽に水を溜めたときに青く見えるのは、水による多い事例です。水に溶け出した銅により水が青く見えるためには、約1000mg/1の銅の溶出が必要です。 

銅は人に必要な成分の一つで、食事などによって1日に摂取する量が2~5mgといわれています。水質基準値は1.0mg/1となっていますが、これは味が悪くなるとか、青色現象を起こしやすいといったことから決められています。銅自身には、ほとんど毒性がないか、あるいは極めて小さいといわれています。

 

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