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Lesson2

お薬を正しくのもう、使おう

-どんな薬があるのだろう?-

 は、“病気を治す・予防する、症状を改善する”ために十分な効果を出せるよう、様々に工夫されてできており、薬の正しい情報を身につける必要があります。中でも添付文書は、薬を使う時の大切な情報。一つ一つの薬に必ず付き、効能・効果や使う量、いつのむか、使用上の注意などを記しています。医療機関で医師・歯科医師が診察して出す処方薬は、指示された使い方と使用日数を守り、残薬は処分。前と同じ症状に自己判断で残薬を使うと原因が違っていたり、かえって体に不都合なことが起こる場合があります。一方の処方せん無しで薬局・薬店で買うOTC(Over-The-Counter)医薬品は、添付文書を買う時・使う前に必ず読んで説明を守り、薬を使い終えるまで保管。薬の容器には使用期限あるいは有効期限、それと製造番号があり、別の容器への移しかえは禁物。薬剤師に処方薬を書いたメモ(調剤薬局ではお薬手帳が作れます)を渡してOTC医薬品との相性を、開封後(開封日はメモしておく)いつまで使えるかなどを確認しておきましょう。

 ところで、薬の形(剤形)内服薬外用薬注射薬の3つに大きく分けられ、各剤形に種類があります。それぞれ副作用を防ぐ、薬の効果を早く現わす、薬の効き時間を長くするなど製剤に工夫をしており、正しく使ってこそ効果が出ます。例えば、カプセル剤は胃や腸で薬の有効成分が溶けて吸収され、効果を出すので、カプセルははずせません。内服薬には、表(薬をのむ時間とは?)のように正しいのみ時間があります。

 a blt019薬をのむ時間とは?

食前  食事をする30分~1時間前
食間  食事をしてから2~3時間後、食事と食事の間のこと
食後  食事後、約30分以内
就寝前  寝る直前または30分~1時間前
とん服 「発熱・腹が痛い」など改善したい症状が出た時にのみます。
時間毎 6時間毎などのみ時間を決めて、血液に入った薬の濃度を同じにします。わざわざ夜中に起きてのまなくても、起きている間は時間を守りましょう。

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 のむ時は、体を起こして薬をのんでからコップ一杯の水かぬるま湯でのむこと。薬をのむ前に水をのむ時も、のんだ後のコップ一杯が肝心。水の量が少ないと、薬が食道にくっつき、そこで溶け出して炎症を起こすことがあります。薬が胃に到着し有効成分が吸収されるための十分な水の量が必要なのです。お茶や牛乳、ジュースでは薬の効果が弱(強)くなるなどトラブルの原因になります。

例えば、血液をサラサラにする薬ワルファリンの場合、青汁(原料はケール、モロヘイヤなど)でのむと薬の効果が弱くなることがあるので控えましょう。青汁に含まれるビタミンKは、ヒトの体で血液凝固成分を作るため、薬の効果と反対になります。ミネラルの多い水やアルカリイオン水も、薬の効果に影響することがあり注意しましょう。

がのみこみづらい・時間通りのめない場合は、ぜひ薬剤師にご相談ください。

お薬を正しくのもう、使おう-どんな薬があるのだろう? (徳島の生活情報誌“さらら” 徳島新聞社発行 2008年4月17日掲載)

 

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