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事業計画

 令和5年度事業計画
モバイルファーマシーを用いた啓発活動を、年10回程度実施する。

1  自治体の防災訓練や各地区で開催される健康まつり等の各種イベントにモバイルファーマシーと伴に参加し、災害時における薬剤師の役割や実際の活動について啓発活動を行う。
2  薬学部生の実習、教育等に活用する。 

モバイルファーマシーのご紹介

徳島県薬剤師会は、薬局機能を搭載した機動力のある災害対策医薬品供給車両「モバイルファーマシー」を導入しました。宮城県薬剤師会が全国に先駆けて導入した平成24年9月から8年目になりますが、四国では初めてのことです。
披露式典は、今年3月26日、徳島県庁において、飯泉嘉門県知事をはじめ、薬務課、徳島大学薬学部長、徳島文理大学薬学部長などの主要関係者、そして、NHK、徳島新聞などの報道陣が参加する中で執り行われました。式典に先立ち、県薬と県、徳島大学、徳島文理大学の4者が、避難所への医薬品の供給や薬剤師の育成などに関する協定を締結しています。
1.導入の目的
東日本大震災では避難所で水や食料の次に医薬品が必要とされました。南海トラフ巨大地震の徳島での災害発生時、被災地に駆け付け、現地の医師や薬剤師等の医療従事者と連携し、医療救護所や避難所等で医薬品を必要とする被災者の方々に、医薬品を自立的に調剤して提供するなど薬局機能を提供できる体制を整備することです。その一方で、平時は薬学生の実務実習などに活用されます。
2.導入経費
医薬品供給車両の購入費1千万円を徳島県が、軽自動車の500万円は県薬がそれぞれ負担しました。なお、搭載設備や資機材については、引き続き、よりいっそうの充実を図っているところです。
3.車両について
ソーラーパネルや自家発電機を備えているため、災害時にライフラインが途絶えた避難所などでの調剤や医薬品の提供が可能になります。
この小さめのキャンピングカー型車両は、全長4.5メートル、高さ2.6メートル、幅1.6メートルです。車内に散薬や水薬を調剤する作業台、電子計量器、分包機のほか、約50リットルの水タンクや衛星携帯電話なども配備しています。4人が寝泊まりできるよう改造した軽自動車の補助車両と共に運用します。両車両は県薬に配備しています。

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