About Lexicon

A feature rich and highly configurable, professional Joomla theme.

 

■レジオネラ属菌

レジオネラ属菌は自然界の土壌と淡水に生息するグラム陰性の桿菌で、環境中ではアメーバなどの原虫や藻類内で増殖し共生関係を形成しています。一般に20℃~42℃で繁殖し、36℃前後で最もよく繁殖します。 レジオネラ属菌でも特にヒトに対する病原性の強い菌種は35℃前後が至適温度です。

●当検査センターでは、皆様からの検査依頼に十分対応できる体制を整えておりますので、ぜひとも当検査センターへご依頼くださいますようお願い申し上げます。

検査には滅菌ポリビンを使用しますので、ご依頼の場合は、まず電話でお問い合わせください。

検査についてのお問い合せ
徳島市中洲町一丁目58番地1(日本政策金融公庫隣)
一般社団法人 徳島県薬剤師会 検査センター
TEL:088-655-1112(代)FAX:088-624-3130
E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

■レジオネラ症 レジオネラ症としては、重症化傾向の強いレジオネラ肺炎とインフルエンザ様の熱性疾患であるポンティアック熱の2つの病型が重要です。
◎レジオネラ肺炎
典型的な肺炎症例は2~10日の潜伏期間後に発熱、悪寒、呼吸困難感、全身倦怠感などで始まり、呼吸困難や低酸素血症を起こす頻度が高くなります。また、劇症型では多臓器障害を起こし、適切で強力な治療が行われなければ発症後数日以内に死亡することもあります。
◎ポンティアック熱
レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル吸入後12時間~3日程度で発症します。症状は発熱、全身倦怠感、頭痛、咽頭痛、関節痛等のインフルエンザ様症状が主です。予後はよく、化学療法薬の投与なしでも数日以内に自然軽快します。
■感染経路とその症状 本来レジオネラ菌は土壌、河川、湖沼などの自然環境中に生息していますが、一般にその菌数は少ないと考えられています。しかし、冷却塔水、循環式浴槽水など水温が20度以上の環境下ではレジオネラ属菌は死滅することなく増殖することが出来ます。このため、給水・給湯設備、冷却塔水、循環式浴槽、加湿器、蓄熱槽などでレジオネラ属菌が大量に発生し、感染被害を拡大する結果となっています。 レジオネラによる症状としては、重篤な肺炎を引き起こすレジオネラ肺炎と、肺炎にならない自然治癒形のポンティアック熱の2つの型があります。レジオネラ肺炎にかかると、悪寒、高熱、全身の倦怠感、頭痛などが起こり、胸痛、呼吸困難などが現れ、その症状は日を追って重くなっていきます。潜伏期間は通常1週間程度です。 レジオネラ肺炎は健常者もかかりますが、高齢者、幼弱者、糖尿病患者、呼吸器疾患者、免疫不全者は特に罹りやすい傾向にあります。また、その他の感染経路としては、土木・粉塵作業、園芸作業などで、粉塵(土埃)と共にレジオネラ属菌を吸引し感染した例や、レジオネラ属菌に汚染されたシャワー、噴水、洗車や野菜への噴霧水のエアロゾルを吸入して感染したり、温泉の水を毎日飲んで発症したとの報告もあります。

 gHOME

検査についてのお問い合せ
徳島市中洲町一丁目58番地1(日本政策金融公庫隣)
一般社団法人 徳島県薬剤師会 検査センター
TEL:088-655-1112(代)FAX:088-624-3130
E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。