緊急避妊薬のスイッチOTC 化に伴う薬剤師及び産婦人科医の連携体制の構築について
令和７年８月２９日、厚生労働省薬事審議会要指導・一般用医薬品部会において、緊急避妊薬（商品名 ノルレボ）のスイッチＯＴＣ化について審議が行われ、要指導医薬品として製造販売承認することが可と判断され、その後、発出された厚生労働省の通知（令和７年９月１８日付け医薬総発０９１８第２号・医薬薬審発０９１８第３号）では、要指導医薬品たる緊急避妊薬を販売するために薬局等は次の３点を満たす必要があるとされました。
① 規定の研修を修了した薬剤師が勤務していること
② プライバシーへの配慮等定められた体制が整備されていること
③ 近隣の産婦人科医等との連携体制が構築されていること
また、続けて発出された厚生労働省通知（令和７年１０月２８日付け医薬総発１０２８第１号・医薬薬審発１０２８第１号）では、③については、「所在する地域の都道府県薬剤師会と都道府県医師会との間で予め合意されている場合においては、所在する都道府県薬剤師会で管理し、都道府県医師会に共有される「緊急避妊薬販売薬局等名簿」（以下「名簿」という。）に掲載されていることをもって、連携体制とすることができることとする。」とされました。
このことから、徳島県薬剤師会においては当会が作成する名簿への掲載をもって連携体制とすることができるよう、徳島県医師会との協議を行っております。
つきましては、当会が作成する名簿に掲載されることをにより、連携体制構築を図ろうとお考えの薬局等は次のフォームに必要事項を入力してください。
なお、入力後、入力内容に変更があった場合は今後提供する予定の新システムにより変更を受け付けることを申し添えます。
※入力フォーム（Google form）URL： https://forms.gle/8BtjLrNDrvqFdHRJ7
※ 第１回提出分入力期限 令和７年１２月１５日（月）
１２月１６日の入力については、後日あらためて県薬ホームページで案内します。
（参考）
厚生労働省
「要指導医薬品たる緊急避妊薬の販売が可能な薬局・店舗販売業の店舗及び薬剤師の一覧」